人は誰でも、自分に対する意識が強いものです。服装や髪形を気にしたり、恥が無いように色々な角度から自分のことを気にします。でも、それが過剰になってしまうと、自意識過剰という状態になってしまいますね。
そうなると、「周りから変に思われていないだろうか」「こんなことを言ったら嫌われないだろうか」といったことが気になってしまうわけです。なので、話の内容ではなく、自分に対して気持ちが向いてしまうんですね。
それだと、話の内容がまとまらないので、相手には何も伝わらないという状態になります。だから、自分の意図しない返答や反応が返ってきて困惑することになるわけです。最終的には、「なんで自分の言いたいことが伝わらないのか?」といった風に、自己嫌悪に陥ってしまいます。
これを防ぐためには、自分の思い込みを捨てることが重要になってきます。
上手く話せなくても損じゃない
自分の気持ちが上手く伝えられないので、間違った解釈をされてしまう。最悪の場合、相手からバカにされてしまうなどと思ってしまって、話べたはいつも損をすると思っている人も多いかもしれません。
しかし、実際にはそんなことはありませんよ。そもそも、「相手が自分をどう思っているか?」などというのは、必死で考えても分かることじゃありません。むしろ、本人でさえ自分の気持ちに気付かないことだってあるわけです。
なので、他人の考えを知ることなんで不可能ということです。だから、相手がどう思っているかなんて考える必要はありませんね。余計な思い込みですから、避けるようにしてください。
上手く話せないと嫌われるのか?
「話し方がヘタだと、間違ったことを言って相手を不快にさせるのでは?」と思って、不安になってしまう人は多いと思います。そんなことを考えてしまうと、どんどん疑心暗鬼になってしまって、何も話せない状態となります。
でも、どんなに気を付けて話したとしても、相手に誤解を与えることはあります。間違って伝わってしまうこともあります。だから、そんなことで悩んでも仕方ないんですね。変なことで悩み過ぎないようにする必要があります。
そもそも、相手を嫌いになるのは話の内容であって、話し方の上手さは関係ありません。ですから、あまり考えすぎずに、会話することを心がけるようにしましょう。