人見知りで上手く人と話すことが出来ない場合、考え方自体を変えてやる必要があります。自分の心の持ち方から行動パターンまで、すべてを変えるわけです。つまり、生き方そのものを変えて、新しく生まれ変わるくらいの気持ちでやらないといけないですね。
といっても、人見知りというのは、相手の気持ちを考えることが出来ますから、本来はコミュニケーションに向いている人なんです。単に、感情の表現であったり、意識の向け方が間違っているだけなんですね。なので、コツをつかむことが出来れば、自然とうまく話せるようになるでしょう。
誰かと話したいと思えるなら大丈夫
人見知りを治しやすいかどうかを判断する指標として、「誰かと話したい」と思えるかどうかが重要となります。また、自分の気持ちを表現したいと思えることも大切ですね。そういった人は、本来は人と会話することが好きなわけなので、比較的容易に改善することが出来ます。
しかし、人と接すること自体が好きじゃない人は、改善が難しいかもしれません。他人と関わらずに、一人でいたいと思っているのであれば、会話に対するモチベーションが上がりませんし、行動力も無くなってしまいます。
自信をつけることが大切
会話をするのが苦手な人は、自分に対する自信を付けることから始めてみましょう。運動が得意なのであれば、何かの競技に挑戦してみるとか。歌うのが好きなら、カラオケに通ってみるとか。そうやって、好きなことに打ち込むことで、自分に対する自信を持つことが出来ます。
そして、何かしらの結果がを出すことが出来れば、それがキッカケとなってコミュニケーションを始めることが出来るわけです。積極性のある人間になれるので、人と接する回数が増えて話し方も上達するはずです。
まずは、聞くことから始める
話し上手になろうとすると、自分から話を振って盛り上げないといけないと思っている人が多いですね。しかし、実際にはそんなことはありません。『話し上手は聞き上手』と言われるように、話がウマい人は聞くことが上手いわけです。
なので、相手の話をしっかりと聞くことから始めるようにしましょう。といっても、単に黙々と話を聞いているだけではいけません。「そうなんだ」「へぇ」などの相槌を打ったり、うなずいたりするリアクションを取る必要があるわけです。
そうすれば、相手も喜んで会話をしてくれるようになりますから、話題が盛り上がっていくことになります。話し上手というのは、相手を乗せるのが上手い人です。なので、相手が気持ちよく話せるように、工夫をするようにしましょう。