社会人になると、付き合いで飲み会へ出席する必要性が出てきます。年末年始だと、忘年会や新年会がありますよね。新年度になると新人の歓迎会などもあるでしょう。また、それ以外にも上司や同僚と飲む機会は多くあります。
普段は控えめに接している人でも、お酒が入ると気が大きくなってしまうことがありますよね。上司や先輩に失礼な言動をしてしまって、失敗したことがある人も少なくないはずです。飲み会では無礼講と言いつつも、そこには限界もあります。
飲み会でネガティブな印象が付いてしまうと、普段の仕事にも影響が出るかもしれません。なので、なるべく印象を悪くならないように気を付けましょう。
また、「飲み会の会話が苦手なのを克服するためには?」も参考にしてください。
飲み会で避けるべき話題
飲み会では、仕事を忘れて親睦を深める場所ですから、基本的にはどんな話をしても構いません。しかし、飲みの席であっても謙虚な態度は必要です。後輩なのにお酌をしなかったり、偉そうな態度をするとマイナスのイメージとなってしまいます。
また、仕事に対する意見をぶつけてしまったり、不満や愚痴を言うのも止めましょう。そういったネガティブな発言をすると、場の空気が白けてしまいます。飲みの席にふさわしい話題ではありませんから、避けた方が良いですね。
もしも仕事の話をするのであれば、ポジティブな発言のみに絞ってください。これからの意気込みを語ったりすることで、前向きなイメージを与えることができます。ポジティブ発言だけをしていれば、うっかり印象を下げてしまうこともありません。
また、プライベートな話題になった時に、「休みの日は何をしているの?」と聞かれることは多いです。こういった時には、「家でゴロゴロしている」といった回答も控えた方が良いでしょう。
休日に家でゴロゴロしている人とアクティブに活動している人とでは、印象が全然変わってきますよね。アクティブに活動している人の方が、仕事ができそうなイメージがあります。だから、「休みの日は、外に出て体を動かしています」など活動的な発言が望ましいです。
あくまでもイメージですが、これでその人の印象が決まってしまうかもしれません。だらしないイメージを与えてしまったら、損をしてしまいます。なので、自分自身を演出することも忘れないでください。
飲み会で話すべき話題とは?
自分の印象を高めるための秘訣は、ギャップを見せることです。自分の意外な一面を見せることで、評価が一気に高まることがあります。たとえば、子供や動物が好きといえば、優しそうな印象を与えることができます。また、読書をしているというと、知的なイメージが与えられますよね。
なので、自分のプライベートな話をして、意外なギャップを見せるようにしましょう。今までの評価が悪かったとしても、周りの見方が変わるかもしれません。日常の仕事よりも飲みの席の方が人の本性が見えますから、そこで自分の印象を作ることが大切です。
あとは、時事ネタや食べ物、ファッションなど、当たり障りのない話題がおススメですね。あまりプライベートな質問をすると失礼になるので、誰にでも答えやすい話題を広げていくことが望ましいです。
また、聞き役に回ることも忘れないでください。人は自分の話をしたい欲求があるので、上司や先輩の話を熱心に聞くことで印象をアップさせることができます。なので、自分の話ばかりするのではなくて、周りの人の話に耳を傾けてみてください。
以上、飲みの席での話題について解説しました。お酒が入ると、うっかり失言してしまうこともあります。つまらない失敗で印象を落とするのはもったいないので、仕事の一環として気を抜かないようにしましょう。