世の中には、何か不満があるとすぐに愚痴を言う人がいます。こういった人は周りの空気を悪くしてしまうので、厄介な存在ですよね。また、愚痴の標的が自分になってしまうと、攻撃的な発言をされてしまうかもしれません。
そうならないためにも、愚痴が多い人への対処法を知っておきましょう。関わらないことが一番ですが、仕事の都合上などで避けられない場合も多いです。いざという時に対処できるように、覚えておいて損は無いと思います。
ここでは、愚痴が多い人への対処法を紹介します。
目次
愚痴ばかり言う人への対策
聞き手に回ってやる
時間に余裕があるときには、相手の愚痴をトコトン聞いてあげましょう。面倒だからといって無理に止めてしまったら、逆に相手の気持ちをエスカレートさせてしまいます。なので、相手の気が済むまで話をさせてあげることが大切ですね。
人は誰でも、自分の話を聞いてほしいと思っています。そのため、黙って話を聞いてあげるだけで、相手は満足するわけです。たいていの場合であれば、10~15分ほど話をさせると満足してくれると思います。
相手がスッキリすれば他の話に移れるので、それまでは我慢をしましょう。
相手に賛同しない
相手の愚痴を聞くときの注意点ですが、相手の意見に賛同してはいけません。愚痴を言っているときに賛同すると、相手は嬉しくなってドンドン話をします。すると、愚痴が長引いてしまって、ますます辛くなるわけです。
なので、軽く聞き流す感じで、否定も肯定もしないでください。そういう聞き方に徹していると、話は比較的早くに終わるでしょう。一歩引いた状態で対応するのが、最もベストだといえますね。
自分の愚痴は言わない
自分の中に不満があったとしても、相手と同じように愚痴を言わないようにしましょう。一言でも愚痴をこぼしてしまうと、相手と意気投合するので話が盛り上がってしまいます。ポジティブな話で盛り上がるのは良いですが、ネガティブな盛り上がりだと雰囲気が悪くなりますよね。
だから、火に油を注ぐような言動は控えるようにしてください。相手の愚痴を聞いているときには、ポジティブな話で盛り上がれないかを考えると良いでしょう。そうすれば、生産的な話ができるようになるはずです。
攻撃的な発言をする人への対処
相手の愚痴を聞くだけなら良いですが、その対象が自分に向けられる場合があります。辛辣な言葉を浴びせられてしまうと、精神的に参ってしまいますよね。余計なケンカをしないためにも、攻撃的な発言への対処法を知っておきましょう。
隙を見せない
相手から攻められないためには、批判する材料を与えないことが大切です。借りを作ってしまったり、相手に迷惑を掛けないように日頃から注意してください。中には揚げ足を取ってくるような人もいますが、気を付けておいて損はありません。
つけ入る隙を与えないことで、余計な愚痴を言われないで済みます。これは大切なことですから、覚えておいた方が良いですね。
毅然とした態度で接する
もしも攻撃的な発言をされたとしても、過剰に動揺しないでください。ひるんだ態度を見せてしまうと、相手は調子に乗って攻撃をしてきます。なので、何かを言われたとしても、堂々とした態度で接することが大切ですね。
ただ、威圧的な態度を取るのは止めてください。そうすると、ケンカになる可能性が高いですし、相手から反感を買ってしまいます。あくまでも冷静な態度で、動揺しないということが大切だと言えるでしょう。
一定の距離感を持つ
周りに攻撃的な発言をする人に対しては、一定の距離を取った方が良いと思います。あまり近づきすぎてしまうと、攻撃の対象となってしまいます。なので、接するときには距離感に気を付けるようにしてください。
また、何か文句を言われたとしても、相手を褒めるということが大切です。こうすることで、距離感を保つことができますし、器の大きな自分をアピールすることができます。相手と同じ土俵に立たないということが、何よりも大切なことだといえますね。
以上、愚痴が多い人との接し方を紹介しました。なかなか付き合いにくい人だと思いますが、コツが分かると対処の仕方は難しくありません。正面から反発してしまうとケンカになってしまうので、上手く付き合えるように工夫をしてください。