話下手な人は、会話をしているときに疲れてしまう傾向にあります。無理に愛想笑いをしたり、話すことを考えたりすることで、精神的に疲弊してしまうわけですね。これだと会話を楽しむことができませんし、人付き合いが苦手になってしまいます。
なので、できるだけ楽に話すことができるように、日頃から工夫をする必要があるでしょう。会話に疲れなくなることで、誰とでも話せるようになりますから、人間関係が楽になると思います。
ここでは、会話に疲れないための秘訣を紹介します。
楽に会話をするための4つの秘訣
大きな声で話す
話下手な人の多くは、声が小さいという特徴があります。小さな声で話してしまうと、相手に聞こえないので聞き返されることが多くなります。そうすると、何度も話さなくてはいけなくなるので、余計に疲れてしまうわけですね。
また、自信が無いような印象を与えてしまうために、説得力も無くなってしまいます。声が小さいことでメリットはありませんから、できる限り大きな声で話すようにしましょう。それだけでハキハキと明るい印象を与えることができるので、周りの人からも好感を持たれやすくなるはずです。
声が大きければ、周りに人が集まるようになります。誰からも好かれやすくなるので、自分の声の音量に関しては意識をした方が良いでしょう。
話の内容を整理しておく
会話をする前に、話す内容を整理しておくことをおススメします。前もって考えておくことで、頭を使わずに話すことができます。何も考えていなければ、会話中に頭をフル回転させなくてはいけません。
慣れていない人は、これだけで疲労が溜まってしまいます。頭が真っ白になってパニックになることもありえるので、話す内容は事前に考えておくことが望ましいですね。特に、会議やプレゼンなどのビジネスの現場では、入念にリハーサルをやっておいてください。
また、話すことが無くなったら、無理に考えるのではなくて聞き役に徹するようにしましょう。そうすれば、余計な疲労を溜めることなくコミュニケーションを行うことができます。自分で話題を考えるのではなくて、相手から話を引き出すようにするのがコツです。
軽く聞き流す
真面目な人ほど、会話に疲れやすいといえます。どんな話でも真剣に聞かなくてはいけないと思っているので、いつも気を抜くことができないわけですね。それは大切なことだと言えますけども、何でも真剣に聞いていると体が持ちません。
実際、軽い雑談などであれば、相手も適当に話していることが多いです。だから、そういった話であれば、力を抜いて軽く聞くといったことも大切ですね。むしろ、雑談なのに真剣に聞いていると、硬い話になってしまって盛り上がりません。
適当に聞き流すことで、会話が盛り上がる場合もあるので覚えておいてください。
他のことをしながら聞く
食事や仕事など、他のことをしながら話を聞くと楽になります。大切な話であれば、相手とちゃんと向き合う必要があります。しかし、簡単な雑談であれば、何かをしながら聞く方が力が抜けて良い場合が多いですね。
先述したように、雑談の場合には相手は軽い気持ちで話しています。だから、こちらとしても肩の力を抜いて聞くようにすれば、話が盛り上がりやすくなるということです。すべての話を真面目に聞く必要はないので、あまり力を入れないようにしてください。
以上、会話に疲れないための秘訣を紹介しました。無理をして会話を続けていると、うつ病や統合失調症などの原因となります。なので、自分にとって無理のない形で、会話を進めるようにしましょう。