普通に会話をしているだけなのに、周りから嫌われてしまう人がいますよね。また、最初のうちは気を遣って話すけども、慣れてくると相手を傷つけてしまって人間関係を壊してしまうという人もいます。
そういった場合は、話し方に問題があることがほとんどです。自分では気が付かないうちに、場に合わない発言をしてしまうから周りの人は引いてしまうわけですね。なので、意識的に自分の発言には注意をしなくてはいけません。
ここでは、嫌われてしまう人の話し方の特徴を紹介します。
人間関係が壊れてしまう7つの話し方
決めつけて話す
何でもかんでも、相手のことを決めつけてしまう人がいます。たとえば、「お前、B型だから自己中だよね。」といった発言などです。血液型による性格診断は有名ですが、こういう決めつけをすると嫌われてしまう可能性が高くなります。
- 女は○○だ。
- 学歴が無いと○○だ。
- 関西人は○○だ。
こういった決めつけで会話をすると、差別に繋がることがあるので注意してください。すべての人に当てはまるわけではないですし、自分勝手な妄想で会話をすると印象を悪くすることが多いです。
長い付き合いで信頼関係があるなら良いかもしれませんが。親しくない人を決めつけてしまうと、面倒な人だという印象を与えてしまいます。
ネガティブな話題
過去の辛い経験などを頻繁に話す人がいますよね。周りから同情を集めることで、悲劇のヒロインになりたがる人です。心配をしてもらうと自分は気持ちいいかもしれませんが、周りの人からすると重い印象を与えてしまいます。
いつまでもクヨクヨしていると、人が離れていってしまうでしょう。だから、辛いことがあったとしても、前向きな姿勢で会話をしてください。明るくてポジティブな人の方が圧倒的に好かれやすいので、できる限りネガティブな話題を避けることが望ましいです。
特に、感情は伝染しますから、自分が暗い話をすると周りまで暗くなってしまいます。なので、明るい話をして、周りの人を笑顔にさせることを心掛けてください。そうすれば、自然と誰からも好かれるようになるはずです。
過剰に謙遜する
日本人は謙虚な国民性なので、褒められると謙遜する人が多いです。これは良いことだと思いますが、度が過ぎる謙遜をすると相手が気を遣ってしまいます。また、逆に嫌味っぽく見えてしまう場合もあるので、褒められたのなら素直に喜びましょう。
仕事で大きな実績を出したのに喜ばなければ、スカした人間として良い印象を持たれません。さらに、周りを見下しているような印象を与えがちなので、ちゃんと感情を表に出して喜ばなくてはいけませんね。
ただ、喜びすぎてしまっても、嫌な印象を与えます。何事にもバランスが大切なので、丁度良いテンションを見極めるようにしてください。
自慢話をする
人は誰でも、自慢話を聞くのが嫌いです。自分は自己顕示欲を満たせて満足かもしれませんが、周りからすると苦痛でしかありません。会話は相手の興味を中心に展開するのが望ましいので、自分の自慢話は極力避けた方が良いでしょう。
特に、相手が上手くいっていないときに自慢話をすると、反感を買ってしまう可能性が高いです。そういった時は、自慢するつもりが無くても自慢話に聞こえてしまったりするので、慎重に話題を選ぶ必要があります。
聞き上手になって相手から話題を引き出すようにすれば、自慢話をしてしまう心配はないでしょう。自分の話を中心に話すクセがある人は、知らないうちに自慢をしていることが多いです。なので、常に相手を意識して話すようにしてください。
悪口を言う
悪口が多い人も、周りから嫌われてしまう原因ですね。その場にいない人の悪口であっても、聞いている人からするとイメージが良くありません。性格が悪い人だと思われてしまいますし、「自分の悪口を言われるかも」と警戒されるので、打ち解けて話すことが無いわけです。
たまには、他人の悪口で盛り上がる場合もありますが、それはグループの全員が共感しているときだけです。誰も共感していないのに自分勝手な誹謗中傷を繰り返すと、確実に引かれてしまうので注意してください。
また、仕事の愚痴なども避けるべきですね。直接的な悪口でなくても、不平不満を口にする人と仲良くなりたいとは思われません。だから、周りの人を不快にさせるような発言は、極力避けるようにしましょう。
言い訳をする
失敗をしたときに、言い訳ばかりする人は信頼されません。たとえば、仕事で失敗した時に他人のせいにしたり、待ち合わせに遅刻した時に電車のせいなどにする人です。自分のミスでなかったとしても、相手に迷惑を掛けたのであれば謝る必要がありますよね。
自分の非を認めようとしない人は、誠実ではないと思われてしまいます。社会人としても失格だと思いますし、誰からも信頼されることは無いでしょう。だから、自分を正当化するのではなくて、ちゃんと謝るようにしてください。
つまらない意地を張ってしまうと、自分の評価を下げることがあるので注意してください。謝るのが損だと思っている人が多いですが、自分の非を認められない人は人間として評価されることはありません。
プライドが高い人ほど謝らない傾向がありますが、そんなプライドは捨ててしまいましょう。自分のプライドのせいで人間関係が壊れてしまったら、そちらの方が大きな損失となってしまいます。言い訳が癖になっている人は、十分に気を付けるようにしてください。
無神経な発言をする
何も考えずに、思ったことを口に出してはいけません。たとえば、「太ったね」とか「老けたね」といった発言をすると、非常に失礼ですよね。特に、女性であれば確実に怒ってしまうでしょう。
このような空気の読めない発言をすると、場を凍りつかせてしまうことがあります。普段は大丈夫であっても、お酒が入ると発言が攻撃的になる人もいますね。無神経な発言をしてしまったら、周りの人を傷つけてしまいます。
何気ない一言で人間関係が壊れることがあるので、よく考えてから話す必要がありますね。万が一、失言をしてしまったら、すぐに謝ることが大切です。適切な対処をすれば大きな問題にはなりませんので、誠意をもって謝罪をしてください。先述したように、変なプライドを持たないようにしましょう。
以上、人間関係を壊す話し方の特徴を紹介しました。自分に当てはまっている項目があれば、すぐに改善できるようにしてください。円満な人間関係を作りたいのなら、話し方には十分に注意しましょう。