学校や職場に好きな人がいた場合、その人と仲良くなりたいと思いますよね。しかし、思うように自分をアピールすることができないと、いつまでたっても親密な関係になることはできません。
ただ、焦って話しかけてしまったら、すぐに沈黙して気まずい雰囲気となってしまう可能性もあります。ですから、よく考えてから話しかけるようにしましょう。上手く話を弾ませることができれば、自分に対して好意を抱いてくれるはずです。
ここでは、好きな人を振り向かせる会話術を紹介します。
目次
相手をウンザリさせるダメな話し方
まずは、ダメな話し方から知っておきましょう。ダメな例を知っておけば、反面教師として同じ過ちはしないようになるはずです。
相手の興味の無い話をする
これは、ありがちなケースですね。自分の好きな話ばかりし過ぎて、相手を無視してしまうパターンです。興味の無い話を聞かされるのは、誰だって苦痛に感じてしまいます。だから、相手の興味を知ったうえで、話題を選ぶ必要があるというわけです。
あらかじめ相手の興味が分かっているなら、それについての話題を調べておくのが有効です。ある程度の知識があると、相手の好きな話題に合わせることができます。ですから、下調べを欠かさないようにしてください。
ただ、出会って間もない頃だと、相手の興味を知ることができませんよね。そういった場合には、その人の服装や持ち物などを見ると良いでしょう。持っているカバンやアクセサリーなどを話題にすれば、話を弾ませることができるはずです。
さらに、お互いの共通点などがあると、会話を弾ませることができます。相手に色々な質問をして、自分との共通点を探してみてください。出身地や好きなものなどの共通点があると、一気に距離感を近づけることができるでしょう。
相手との距離を縮めたい場合は、共通の話題を選ぶことが大切です。たとえば、趣味であったり、出身地であったり、好きな食べ物であったりなどですね。お互いの共通点などがあれば、親近感が湧きますので距離感がグッと近づきます。さらに、話も弾みやすいですから、かなり効果的なわけです。
自分の話ばかりする
自分のことを知ってもらおうとして、一方的に自分の情報ばかりを伝える人がいます。自己アピールに必死なのは分かりますが、もうちょっと相手に配慮しないといけません。そもそも、相手は自分に対して興味を持っていないのです。
だから、一方的に話し続けるのは止めましょう。会話はお互いに楽しまないと意味がありませんから、双方向のコミュニケーションを意識してください。順番に言葉のキャッチボールをすることができれば、相手は退屈することはありません。なので、楽しい会話をすることができるはずです。
好きな人を振り向かせるための会話術
相手を会話に参加させる
先述したように、会話とは双方向に行うものです。なので、自分だけが一方的に話し続けることの無いようにしてください。相手に楽しんでもらうためには、会話をしながらワクワクしてもらう必要があります。
ですから、相手にもたくさん話をさせてあげましょう。その方が相手の趣味・趣向を知ることができるので、会話を弾ませやすくなりますね。相手が何に対して興味を持っているのかを探りながら、会話を進めるようにしてください。
例えば、相手がディズニーのボールペンを持っていたとします。その時に、「ディズニー好きなの?」と聞いてみてください。すると、「そうなの。この前もディズニーランドへ行ってきて・・・。」という風に楽しく話してくれるかもしれません。
このように、話が弾みやすくなりますので、相手に話してもらうということは大切です。だから、決して一方通行の会話にならないように気を付けてください。
相手から話を引き出す
人は誰でも、自分の話を聞いてもらいたいと思っています。自分の話を聞いてもらうことで、承認欲求を満たそうとするわけですね。なので、自分が話さなくても、相手の話を聞き続けるだけで好印象を与えることができます。
話ベタであっても、上手に会話をすることは出来ます。相手の話を聞くことに集中していれば、それだけで会話は弾むんですね。なぜなら、人は誰でも自分の話を聞いてもらいたいと思っているからです。
ですから、自分の話をするよりも、相手から話を引き出すことに集中してみてください。何か言いたいことがあっても、グッとこらえて相手の話を聞くことにフォーカスします。楽しそうに話を聞くことを意識すれば、相手は気持ち良くなってくれるはずです。
聞き上手な印象を与えることができると、それ以降も話しかけてもらえる可能性が高くなります。好きな人と仲良くなれる可能性が高くなるので、覚えておくようにしましょう。
相手を褒める
褒められることで、嫌がる人はいません。なので、積極的に相手を褒めるようにしましょう。ただ、思ってもいないのに口先だけで褒めるのは、単なるお世辞だと捉えられます。逆に気を悪くする可能性がありますから、十分に注意してください。
ポイントとしては、具体的に褒めるということです。「その服、カワイイね」というよりも、「そのスカート、フリルがカワイイね。」といった方が喜ばれます。ちゃんと見てくれているという印象を与えれるので、信憑性が高くなるわけですね。
しっかりと相手を観察して、本気で褒めることを意識しましょう。効果的なのは、具体的に褒めるということです。褒める部分が具体的であるほど、信憑性が高くなります。たとえば、「最近、頑張ってるね」というよりも、「いつも遅くまで残業してるし、頑張ってるね」と言った方が信憑性があります。
的確に褒めるためには、しっかりと相手を観察しなくてはいけません。ボーっと見ているだけでは、褒めるポイントが見つからないはずです。なので、頭のてっぺんから足の先まで、まんべんなく観察するようにしましょう。
感謝と気遣いを忘れない
相手に対して、感謝と気遣いを忘れないようにしましょう。人は誰でも、自分のことを気にかけてくれる人に好感を持ちます。特に、自分のことを認めてくれたり、心配してくれた人に対して好印象を持ちやすいですね。なので、日常の会話においても、感謝と気遣いを示すようにしてください。
飲み会の次の日などに、こういった言葉を掛けてあげてください。ただ一緒にお酒を飲んだだけですが、感謝の気持ちを伝えることで相手は気持ち良くなるはずです。こういった一言を言える人は少ないので、強烈に印象に残ると思います。
また、相手に対する気遣いとして、「夜遅くなったけど、ちゃんと帰れた?」という一言を加えるとベストですね。相手からすると、自分のことを心配してくれて嬉しいと感じるはずです。このような気遣いができる人は、誰からも好かれやすくなるでしょう。
以上、好きな人を振り向かせる会話術を紹介しました。会話というのは積み重ねですから、頻繁に会話をして少しずつ好感度を高めるようにしてください。一朝一夕で親密になることは難しいですから、時間を掛けて長い目で考えるようにしましょう。