どんな場面でも、焦らず臨機応変に対応することができる。
こんな人は、できる人間のオーラがあるのでカッコ良いですよね。
自信があるように見えますから、信頼関係を築くことも容易となります。
大人の雰囲気があるので、異性からもモテるでしょう。
一方、口下手な人だと、いつも余裕がなくオドオドしています。
話すことが無くなると頭が真っ白になってしまいますし、予想外のことに対して融通が利かないわけですね。
だから、周りの人からも頼りない印象を与えてしまいます。
仕事やプライベートでも支障をきたすようになるので、余裕のある話し方を身に付けるようにしましょう。
目次
心に余裕がある人の特徴とは？
他人との比較をしない
心に余裕がある人は、他人との比較をほとんどしません。
自分は自分、他人は他人という考え方をしているんですね。
なので、周りに対して劣等感を持つことがなく、自由に行動することができるわけです。
自分の基準で行動するからこそ、それが心の余裕に繋がっています。
他人との比較をしてしまうと、いつも他人の基準で考えることになります。
「周りと比べてどうなのか？」を常に考えるので、早く結果を出そうとして焦ってしまうわけです。
そして、失敗が怖くなり、ビクビクしながら行動することにもなりますね。
こんな状態だと、心の余裕なんて持てないでしょう。
他人との比較を止めてしまえば、心の余裕を持てる可能性が高いです。
プラス思考で考える
心に余裕がある人は、いつも前向きに考えている傾向にあります。
どんなに悪いことが起きても、それをプラスだと考えれば落ち込んだりしません。
イライラしたり泣いたりなどの感情の起伏が少なくなるので、一定のテンションで話すことができるんですね。
それが、心の余裕に繋がっているのだと思います。
一方、些細なことで落ち込むような人は、いつも心に余裕がありません。
一喜一憂を繰り返すので、精神的な安定が得られないからです。
日によってテンションが違っていると、落ち着きがない印象になりますよね。
周りから見ても、余裕が無い人だなと思われてしまうでしょう。
何があっても前向きに考えられる人は、心に余裕を持ちやすいですね。
感謝の気持ちを忘れない
心に余裕がある人は、何事にも感謝の気持ちを持っています。
どんな小さなことにも感謝の気持ちがあるので、人を大切にすることができるんですね。
だから、人間関係を良好に保つことができますし、心に余裕を持つことにもなります。
感謝の気持ちが無い人は、視野が極端に狭くなります。
上手くいかないことを他人のせいにしたり、自己嫌悪に陥ったりするわけですね。
こんな状態では、余裕を持つことなんてできません。
何に対しても感謝を忘れなければ、それが余裕に繋がっていくでしょう。
余裕がある人には自信がある
今まで見てきたように、心に余裕を持つための原動力は「自信を持つこと」だといえます。
自分に対して自信を持っているからこそ、他人との比較をしなかったり、プラス思考で考えられたり、感謝の気持ちを持つことができるわけです。
余裕があるから自信が付くのではなく、自信があるから余裕を持てるんですね。
なので、今の自分を認めてあげることが大切です。
自信さえ持っていれば、人前でも堂々と話せるようになります。
口下手で緊張しやすい人は、自信を付けることから始めてください。
そうすれば、話し方は自然に変わってくるはずです。
余裕のある話し方を身に付けるコツ
周りの視野を広く持つ
人は緊張してしまうと、視野が極端に狭くなってしまいます。
だから、周りが見えなくなってしまって、思考も単調になってしまうわけです。
たとえば、グループで会話しているときに、一人に対して熱心に話してしまい、他の人たちの存在を忘れてしまったりします。
また、発想も貧困になってしまうので、すぐに話題が思いつかなくなって沈黙してしまうでしょう。
こういった状態だと、余裕が無いのがバレバレです。
なので、どっしりを構えるようにしてください。
自分の余裕をアピールするコツとしては、周りをよく見るということです。
周囲を広く見渡すことができれば、何が起きても焦ることはありません。
視野が狭いから、突発的な出来事に対応できないんですね。
ちゃんと周りの状況を把握していれば、何事にも余裕をもって対処できます。
話し方のコツとしては、周りの状況を話題にするなどが効果的です。
商談の場面では、お茶汲みの女性に話しかけてみましょう。
喫茶店での打ち合わせなら、「このコーヒー、美味しいですね。」など、無関係な話題を振ってみるのも効果的です。
上司と一緒にタクシーに乗るなら、「あんなお店できたんですね」とか「あれ新型のクルマですね」など、街で見かけたものを話題にしてみましょう。
幅広いネタを提供できれば、明るい性格と心の余裕をアピールすることができます。
頼りがいのある印象を与えることができるので、周りからの信頼も厚くなるはずです。
調子が悪い時は無理しない
何か面白い話があったとしても、何となく気分が乗らないことってありますよね。
会話が盛り上がるかどうかは、その時のテンションに大きく左右されます。
気持ちが下がっているときだと、話は弾みにくくなるでしょう。
周りに対する配慮もおろそかになるので、トラブルが起きるかもしれません。
そういった時には、無理に話さないようにしてください。
大事な局面で失敗をすると、失うものが大きいです。
せっかくの面白いネタが台無しになってしまうので、自分のコンディションが整っているときに話すのが効果的ですね。
テンションが上がらないときは、周りの会話に合わせて無難に話すだけで十分です。
頷きや相槌、オウム返しなどを多用して、聞き役に徹するようにしてください。
大切な話は、コンディションが良い時にすることで、余裕をもって話せるようになりますよ。
マイナーな趣味を持つ
数ある話題の中で、趣味についてはよく話されますよね。
その人の趣味を聞くことで、大体の人となりを知ることができます。
会話のキッカケとしても便利な話題なので、初対面では必ずと言って良いほど聞かれる質問です。
この時に自分の余裕をアピールするなら、少しマイナーな趣味を伝えると良いでしょう。
普通の人があまりやらないような趣味を持っていると、一目置かれる存在になることができます。
印象に残りやすくもなるので、自分のことを覚えてもらえるはずです。
たとえば、以下のようなものが良いでしょう。
- クラシック音楽を聴く
- 油絵を描く
- パワースポット巡り
- ボルタリング
- カヌー
少し変わった趣味を持っていると、知的で落ち着いたイメージを与えることができます。
心の余裕があると思ってもらえるので、非常にメリットが多いでしょう。
最近は、忙しくて趣味が無いという人もいますが、何かしらの趣味があったほうが人生が充実するはずです。
ただし、自分の趣味を熱く話しすぎると、周りの人は退屈してしまうかもしれません。
最初は簡単な内容を伝えるだけに留めて、相手が興味を示したら詳しく話すようにしてください。
意外な雑学を披露する
会話の中で、ちょっとした雑学を入れると喜ばれます。
さりげなく知識を披露することで、頭の良い印象を与えることができるわけです。
だから、日頃から色々な知識を集めておくと良いでしょう。
雑学のテーマとしては、身近にあるものが良いですね。
身の回りにあるモノの意外な雑学を教えてあげれば、相手は興味を示してくれるはずです。
このように、あまり知られていない知識ほど興味を引きやすいの覚えておいてください。
ただ、相手が知っている話だと意味がありませんので、気を付けるようにしましょう。
人は自分よりも知識がある人に対して、無意識に敬意を払う傾向にあります。
だから、雑学を会話に入れることで、自分のことを尊敬してくれるわけですね。
持っている知識量が多いほど心の余裕を示すことができるので、普段から勉強をしておいてください。
以上、余裕のある話し方を身に付ける秘訣を紹介しました。
落ち着いて会話をすることができれば、それだけで自信があるように見えます。
余裕があったほうが、仕事やプライベートで上手くいく可能性が高いでしょう。
なので、心の余裕を持っておくようにしてください。