社会人になると、飲み会で知らない人と出会う機会が多いです。また、大学生などでも、合コンやパーティで不特定多数と飲むことがありますよね。社交的な人なら問題ないですが、人見知りやあがり症の人であれば、苦痛な時間となってしまうかもしれません。
なので、知らない人との飲み会でも楽しめるように、社交的な話し方を身に付ける必要があります。お酒の席でのコミュニケーションによって、上司や同僚との関係が上手くいくことも多いので、社会人として飲み会での作法は重要だといえますね。
自分から積極的に話していかないと、いつまでも会話に参加することは出来ません。なので、退屈な時間にしないためにも、自分で話をリードしていく必要があります。飲み会の会話が苦手な人は、克服できるようにしましょう。
話すときのルールを作っておく
いざ自分から話そうとしても、なかなか行動できないことがあります。普段から積極的に話す習慣が無い人であれば、かなり難しいことだといえますよね。そういった場合には、自分なりの会話のルールを作っておきましょう。
そのルールに従うことで、何も考えずに行動することができるようになります。行動する前に考えてしまうと、いつまでたっても話しかけることは出来ません。ですから、ちゃんとルールを明確にしておいてください。
話しかける瞬間を決める
どんな時に、自分から話しかけるのかを決めましょう。たとえば、目が合った時や相手がトイレから戻った時、会話に参加していない人を見つけた時などですね。そうやってルールを決めておけば、話しかけようか迷うことはありません。
いつまでも会話に参加できないのは、話しかけるタイミングを掴めないからです。でも、最初からタイミングを決めておくのであれば、自然と会話に入っていくことができますよね。
話しかける言葉を決める
そして、どんな言葉で話しかけるのかも決めておきましょう。「お酒強いんですか?」とか「初めまして」といったことですね。会話のキッカケとなる言葉を決めておけば、話しかける前に迷うことはありません。
話しかける瞬間と言葉が決まっていれば、何も考える必要はありませんよね。自然に話しかけることができますので、焦ってタイミングを逃すことも無いでしょう。
相手主体で話を進める
会話が止まってしまう理由として、話題が無いということがあります。何を話せば良いか分からないから、会話がストップしてしまうわけですね。これは、多くの人が抱える悩みだと思います。
ただ、それは自分で話題を考えようとするからです。話題は自分で考えるものではなくて、相手から引き出すものとなります。なので、相手に色々な質問をして、話題を引き出すようにしてください。
「好きなスポーツは何ですか?」などと聞けば、相手の興味を引きだすことができますよね。それを話題にすることで、会話を盛り上げることができます。常に相手の興味を中心として話をすれば、話題に困ることはありません。
飲み会での会話における注意点
お酒が入ると、いつもよりも気が大きくなってしまいがちです。なので、上司や先輩に対して暴言を吐いてしまったり、不用意な発言で周りの人を傷つけてしまうかもしれません。なので、特に仕事の飲み会などであれば、お酒の席でも気を引き締める必要があります。
また、愚痴やネガティブな発言を繰り返すことで、自分の評価が下がってしまうかもしれません。飲み会の態度でその人の本性が分かってしまいますので、変な失態をしてしまうと普段の人間関係に影響する可能性が高いですね。
ですから、あまり羽目を外しすぎるのではなく、節度を守ってお酒を楽しむようにしてください。さらに、「会社の飲み会でのマナーについて」も参考にすると良いでしょう。
以上、飲み会での会話の作法を紹介しました。人付き合いを円滑に保つためには、飲み会は非常に重要だといえます。なので、飲みニケーションを生かして社内の人間関係を良好にしておきましょう。そうすれば、仕事も非常にやりやすくなるはずです。