面白い話をしているつもりでも、上手く周りを惹きつけられないことってありませんか?仕事のプレゼンなどでも、時間をかけて資料などを作り込んだのに、あまり聴衆の反応が良くないことがあります。
一方、あまり実のない話でも、面白おかしく伝えられる人もいますよね。内容の薄い話であっても、周りの人が真剣に聞き入ったりすることもあるわけです。魅力的な話し方ができる人は、どこの場所でも重宝がられます。
優れたリーダーシップを発揮できる人ほど、話し方が魅力的な場合が多いです。なので、話す内容を考える前に、話し方に注目してみてください。
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何を話すかよりも「どう話すか」が大切
実は、話をするときには、内容はあまり重要ではありません。それよりも、どうやって話すかが大切なわけですね。もちろん、内容が優れている方が良いですが、低レベルな話でも話し方が上手ければ評価されたりします。逆に、内容が素晴らしくても、話し方が悪ければ思うように伝わりません。
音楽などが、まさにそうですよね。歌の歌詞を見れば分かりますが、どの曲も歌詞の内容は同じようなものが多いです。でも、有名なアーティストが歌うことで、ヒットしたりするわけです。しかし、同じような曲だとしても、無名のアーティストだと評価はされにくいでしょう。
だから、話し方を工夫することで、周りの反応は大きく変わるということです。ですから、まずは表現方法を磨くようにしてください。
魅力的な話し方のための3つのコツ
メリハリをつける
声の強弱や高低の無い話し方だと、単調で分かりにくくなってしまいます。どこが重要なポイントなのか分からないので、聞き逃してしまう可能性が高いです。だから、話の肝となるポイントで、声を強くしたりしましょう。
コツとしては、初めの一音を強く言ってみることですね。そうすればアクセントになりますから、その部分を強調させることができます。話の中で重要な箇所は、2~3つしかありません。なので、そこだけを強調するだけで、かなり聞き取りやすい話し方になるはずです。
適度なスピードを保つ
話を伝えることに意識しすぎると、早口でまくし立ててしまう場合があります。そうすると、威圧的な印象となりますから、好感度が下がってしまいます。そして、上手く聞き取れないために、誤解を生んでしまうかもしれません。
逆に、ゆっくりと話しすぎると、間延びしてしまうので聞き手は退屈する傾向にあります。また、話すスピードが遅いと頼りない印象になりますから、リーダーとしては信頼が落ちてしまうかもしれないですね。
ですから、早すぎず遅すぎずの適度なスピードで話すことが大切です。目安としては、聞き手がいつでも口を挟める速度ですね。それくらいのスピードであれば、誰にとっても効きやすくなるでしょう。
間を大切にする
会話には、「間」が大切です。沈黙になると焦る人が多いですが、適度に間があったほうが話を整理しやすくなります。なので、会話が一段落ついたら、間を空けるようにしてください。感覚としては、2秒くらいが丁度良いですね。
間を空けずに話し続けると、相手は疲れてしまいます。内容を理解する前に進んでしまいますから、苦痛に感じる人もいるかもしれません。ですから、聞き手への配慮のためにも、感覚を空けることは大切だといえます。
以上、魅力的な話し方に必要な3つの要素を紹介しました。これを意識するだけでも、話し方は大きく変わるはずです。伝え方が変わるだけで、聞き手の反応は大きく変化します。なので、日頃のコミュニケーションにおいて、意識をしておいてください。