会話が苦手な人の多くは、話すネタが無いという悩みを持っています。自分から話しかけようと思っても、特に話すことが無いから躊躇してしまうわけですね。なので、あらかじめ話のネタを用意しておかなくてはいけません。
しかし、事前に用意したネタだと新鮮味が無いですし、会話のバリエーションも少なくなってしまいます。だから、その場でネタを思いつけるようになった方が良いでしょう。そうすれば、臨機応変に話しかけることができるはずです。
ここでは、簡単にできる話のネタの作り方を紹介します。
天気のネタは会話の基本
他のページでも紹介していますが、天気のネタは非常に使いやすいです。誰からも「そうですね」と共感されるので、会話のキッカケ作りとしては最適だといえます。だから、困った時には天気のネタを使うと良いでしょう。
会話の糸口となる話題があれば、いつでも自由に話を始めることができるようになります。そのためには、天気やニュースなどの話題が最適ですね。相手から「ですよね」と共感されるようなネタであれば、話しやすい雰囲気を作ることができます。
たとえば、以下のような感じで会話を始めます。
「なんか雨が降りそうですね」
「日が落ちるのが早くなってきましたね」
今の天気について話すことで、「そうですね」と同意が得られるはずです。そうすれば、「こんな天気が良い日は、ドライブとか行きたいですね。車とか乗ります?」といった感じで会話を始められるでしょう。
また、今の天気だけだとワンパターンの会話しかできなくなるので、未来の天気について話すのも効果的です。天気予報を見ておけば、1週間先までの天気を知ることができますよね。そうすれば、会話のバリエーションを増やすことができます。
「来週は台風が来るみたいですね」
「夜はかなり冷えるみたいです」
こういった情報を提供すれば、相手は喜んでくれるかもしれません。他にも、花粉情報やPM2.5、放射能濃度などの情報を知っていると、周りから重宝されるでしょう。最近だと、スマホで簡単にチェックできるので、見ておいてください。
季節を感じさせる言葉を使う
天気の話以外にも、手軽に使えるネタがあります。それが、季節をネタにするということですね。日本には四季がありますから、季節の変わり目だとネタになるものがたくさんあります。会話を広げやすい話題なので、積極的に活用しましょう。
具体的には、「もう○○の季節ですね」といった会話をします。「○○」に季節を感じさせる言葉を入れることで、話を弾ませることができます。
春であれば、「桜の季節ですね」とか「入学式の季節ですね」といった言い方ができますね。そうすると、「うちの息子が小学校の入学なんだよ」といった話を相手がしてくれるかもしれません。このように、会話が広がりやすいといえます。
春 | 桜、タンポポ、入学式 |
---|---|
夏 | ビール、ひまわり、蝉 |
秋 | 紅葉、コスモス、焼き芋 |
冬 | 鍋、スキー、クリスマス |
上記の例以外にも、季節を感じさせる言葉はたくさんあります。季節の変わり目には自分でも感じることがあるはずなので、それを話のネタにしてみましょう。
時間帯をネタにする
天気や季節のネタは、1日のうちで何回も使用できません。だから、1度使ってしまうと会話のネタに困るかもしれませんね。そういった時には、時間帯を話のネタにしてみてください。それぞれの時間帯には、特徴的な出来事があるはずです。それをネタにすることで、話題に困ることが無くなるということです。
たとえば、朝であれば「通勤ラッシュが酷かったですね。」とか「朝のニュースの占いで1位だったんですよ」といった話ができます。周りの人も合わせやすい話題なので、思った以上に盛り上がるかもしれません。
朝 | 通勤ラッシュ、ニュースの占い |
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昼 | お昼ご飯 |
夕方 | 日没、帰宅ラッシュ |
夜 | 晩御飯、お風呂、お酒 |
話のネタはどこにでも転がっているので、アンテナを広くして収集しましょう。慣れてくると、無意識のうちにネタを見つけることができるはずです。