職場や学校などで知り合いと会話するとき、ちょっとした空き時間で何を話せば良いのか分からない人がいます。仕事や勉強についての話はできたとしても、何気ない雑談ができない人ですね。つまり、目的の無い会話ができないタイプです。
だから、飲み会や合コンなどで話すときに、沈黙しがちで会話に苦手意識を持ってしまうこともあるでしょう。何も考えずにワイワイ騒ぐことができない人は、周りと打ち解けるのが難しいです。なので、仕事やプライベートで支障をきたすことが多いですね。
そういった人は、ちょっとした雑談ができるようにトレーニングをしましょう。色々な話題を集めておけば、どんな場面でもスムーズに会話することができるようになります。ここでは、ちょっとした会話を弾ませるコツを紹介します。
なぜ、雑談ができないのか?
仕事や勉強の話ならできるのに、雑談になると急に何を話せば良いのか分からない。こういった人は、予測不能な会話に恐怖を感じる傾向にあります。仕事や勉強などの会話では、どんな内容なのかが予測できますよね。
でも、目的の無い会話だと、どんな話題が飛んでくるか分かりません。だから、それに対応できるかどうか不安になり、会話することをためらってしまうわけです。事前に対策することができないから、怖くなってしまうんでしょう。
なので、対策方法としては、幅広い話題を集めておくのが有効です。そうすれば、会話をコントロールすることができるようになります。雑談というのは重要で、話の中で人柄が出やすいので信頼関係を作りやすいです。
だから、自由に雑談できるスキルを磨くことで、人付き合いが格段に変わってくるはずです。
幅広い話題を集める方法
自分の得意な話題から広げていく
あなたが得意なことは、何でしょうか?サッカーやギター、料理など、人それぞれに得意な分野があると思います。そういった分野であれば、かなり深く話すことができますよね。話を聞いている人は、「そうなんだ!」と関心を持つはずです。だから、自分の得意な分野に関しては、深く掘り下げて調べておくようにしてください。
そして、一つの得意ジャンルから、他の話題に興味を広げることも大切です。たとえば、料理が得意なのであれば、そこから美味しいお店や食材、旅行などの関連する話題に興味を持つことができますよね。
このように、自分の興味を拡大していけば、自然と話せる話題も増えていくことになります。なので、好奇心を豊かにして何にでも興味を持つようにしましょう。
自分の体験談は一番面白い話題となる
自分が過去に経験したことは、相手からするとすごく興味深い話となります。実際に体験したことですから説得力がありますし、リアリティがあって面白いです。テレビでも、お笑い芸人が自分の体験を面白く話していますよね。体験談というのは、万人に受け入れられやすい話題なんです。
だから、自分の身の回りに起こった出来事は、注意深く覚えておくようにしましょう。メモ帳を持ち歩いて、常にメモする習慣を付けても良いですね。毎日メモを付けていれば、かなりの話題が集まっていくはずです。
会話のキッカケとなる話題
友達に声を掛けるときや会話を切り出すときには、何を話していいのか分かりませんよね。なので、会話のキッカケとなる話題も、いくつか用意しておく必要があります。会話の糸口となる話題があれば、いつでも自由に話を始めることができるようになります。
そのためには、天気やニュースなどの話題が最適ですね。相手から「ですよね」と共感されるようなネタであれば、話しやすい雰囲気を作ることができます。なので、出かける前にテレビのニュースを見たりして、ネタを仕入れておくようにしてください。
キッカケさえあれば、自分の話題を話しても良いですし、相手から話を引き出すことも有効です。そして、基本的には、相手の話を聞くことを意識してください。人は自分の話をしたいと思っていますから、相手に興味を示して聞き手に回ることが重要です。
時折、自分の話題も絡めていけば、話を弾ませることができるでしょう。また、「雑談力が上がる話し方」でも解説しているので、参考にしてみてください。
以上のように、日頃から話題を集めておいて、どんな場面でも話せるように準備をするようにしてください。話すネタがたくさんあれば、急な会話でも焦ることはありません。毎日の心がけが重要となりますから、覚えておくようにしましょう。