テレビのバラエティ番組などを見ると、毒舌で笑いを取っている芸能人の方が多いですね。有吉弘行、マツコデラックス、坂上忍など、テレビをつけると必ず登場すると言っても良いほどの人気ぶりです。
口が悪いので嫌われると思いがちですが、実際にはそんなことは無いわけですね。会話の中に毒舌を取り入れることで、周りの人を楽しませると同時に、好印象を持ってもらうことができます。少し高度なテクニックですが、覚えておくと良いでしょう。
ここでは、毒舌でも好かれるための秘訣を紹介します。
目次
毒舌でも好かれる理由とは?
毒舌の人は文句ばかり言っているので、多くの人から嫌われそうですよね。実際、余計なひと言を言ってしまって、トラブルになる人は多いと思います。でも、毒舌の人が周りから好かれるのには、ちゃんとした理由があるわけです。
それは何かというと、周りの人と同じ価値観を持っているということです。つまり、周りの人に共感されることを言えば、乱暴な言葉であっても受け入れられるわけですね。他人の共感を集めることで、仲間意識を持ってもらって好かれやすくなります。
基本的には、自分が思っていること他人も同じことを考えています。なので、それを少し乱暴な口調で話すことで、毒舌として共感されるわけですね。共感されない毒舌は、単なる悪口になってしまいます。ですから、十分に注意してください。
毒舌を言う時の心構え
信頼関係が必須
毒舌は、信頼関係が無いと成り立ちません。人の悪口を言っても受け入れられるのは、その人との間に信頼関係があるからです。そこに信頼が無ければ、ケンカになってしまうので気を付ける必要があります。
だから、日頃からコミュニケーションを取って関係性を作るべきですし、冗談で暴言を吐けあえる仲になっておく必要があります。基本的には礼儀正しく振る舞うことで、たまに毒舌を吐いても受け入れられるわけですね。
なので、相手に対する敬意を忘れないでください。
笑顔で言う
真顔で毒舌を言ってしまうと、本気だと思われてしまいます。だから、他人を傷つけたり、怒らせてしまう可能性がありますね。それが冗談だと分かるためには、笑顔で毒舌を言わなくてはいけません。
実際、芸人の有吉さんは、毒舌を吐いた後に必ず笑っていますよね。笑うことで相手は安心するので、冗談だとして受け流してくれるはずです。相手を怒らせてしまわないためにも、笑顔で接することを覚えておきましょう。
毒を吐くときのポイント
タイミングに気を付ける
毒舌を言う時には、タイミングに気を付けなくてはいけません。適切な場所で言わなければ、ただの悪口となってしまいます。毒舌というのは攻撃力の高い言葉なので、発言するときには十分に気を付けるようにしてください。
おススメのタイミングとしては、相手から意見を求められたときです。「君はどう思う?」と尋ねられた時に、毒舌で意見を言うとウケやすいと思います。相手も聞く体勢になっていますから、話を受け入れてもらいやすいわけですね。
常に人の悪口を言っているのは印象が悪いので、たまに毒舌を吐くくらいが丁度良いでしょう。
フォローを入れる
毒舌を言った後は、必ずフォローを入れるようにしてください。悪口を言いっぱなしなのは、たとえ冗談であっても後味が悪いです。なので、相手の良い所にも触れてあげて、褒めるということが大切ですね。
「この貧乏人が!性格が良いだけだな。」
このようなフォローがあれば、言われた方が気を悪くしません。褒め言葉で終わっているので、角が立たないわけです。親しい人にはフォローを忘れがちになるので、気を付けるようにしましょう。親しき仲にも礼儀ありと言いますが、大切なことだと思います。
人格を否定しない
相手のことを悪く言うのは、表面的な事象に対してのみにしてください。相手の人格を否定してしまうと、その人を傷つけてしまうことになります。「お前はダメなんだよ」などと言ってしまったら、後でフォローしても傷は消えません。
信頼関係が崩れると修復するのは大変なので、毒舌にも限度を心得ておくようにしてください。愛情を持って悪口を言うことが大切ですから、相手の気持ちを考えるようにしましょう。
3名以上の場所で言う
1対1の場面よりも、複数人での会話の方が毒舌はウケやすいです。先述したように、毒舌は周りから共感されないと意味がありません。だから、人数が多い方が共感を持たれる可能性が高くなるわけです。
2人だけでの会話だと、相手が共感するかどうかは分かりませんよね。共感されなければ、単なる悪口になってしまうので印象が悪くなります。相手の気持ちが読めない段階では、無理に毒舌を吐かない方が良いでしょう。
逆に自分の評価を下げる可能性があるので、注意してください。
以上、毒舌でも好かれる話し方のコツを紹介しました。周りからウケる毒舌を言うのは難しいですが、人気者になるためには必要なテクニックだといえます。なので、少しずつ練習をして、面白い毒舌を言えるようになりましょう。