年が明けて三が日が終わると、また毎日の仕事が始まります。会社によっては、新年の挨拶として今年の抱負を聞かれたりしますよね。ここで、何も考えていなければ、とっさの質問に答えることができなくなります。
また、上司への挨拶の時にも、「今年もよろしくお願いします。」では、何となく物足りない気がするでしょう。ここで気の利いた挨拶をすることができれば、自分の意欲を示すことができます。なので、新年の挨拶は、しっかりと考えおいた方が良いでしょう。
ここでは、新年の挨拶や抱負を考える方法を紹介します。
新年の挨拶の意味とは?
年が明けて最初の朝礼では、一人一人に今年の抱負を言わせる会社が多いです。これは定例に従って意味もなく行っている場合がありますが、上司によっては抱負の内容に目を光らせているかもしれません。
これで、社員のモチベーションを見ている場合があるので、しっかりと抱負を考えておくようにしましょう。すぐに抱負が思いつかないのであれば、自分の中で自問自答してみることをおススメします。
たとえば、自分に対して以下の質問をしてみましょう。
- 去年にやり残したことは何か?
- 新しく挑戦したいことはあるか?
これを考えることで、自分の中で本当にやりたいことが見えてくるはずです。今年の目標となるものですから、自分の行動指針としてください。
朝礼の時に社員の前で発表すれば、向上心を示すことができます。また、自身のプレッシャーにもなりますから、緊張感を持って仕事をすることができると思います。
今年の抱負の伝え方について
自分の中でやりたいことが明確であっても、それを発表するときには伝え方に注意してください。たとえば、「毎月の新規契約を10件獲得する」とだけ言っても、いまいち説得力がありません。なので、適切な伝え方を知るようにしましょう。
理由を明確にする
「毎月の新規契約を10件獲得する」という抱負であれば、その理由も明確に伝えるようにしてください。なぜ、その目標を設定したのかということですね。
こういった抱負を語れば、理由が明確なので説得力が増します。また、将来的に昇進も視野に入れていることを示せるので、向上心があることをアピールすることができます。
エピソードを語る
さらに、ワンランク上の抱負を語るのであれば、具体的なエピソードを付け加えると効果的です。裏側のストーリーを説明することで、信憑性が飛躍的に高くなります。
「私は責任感があります」といったとしても、あまり説得力がありませんよね。証拠が何もありませんから、口先だけだと思われてしまいます。自分のアピールに説得力を持たせるためには、具体的なエピソードを交えて話すことが効果的です。
だから、その抱負を決めるにあたって、何かしらのキッカケを説明できるようにしましょう。
こういったエピソードがあると、印象に残りやすいですよね。覚えてもらいやすいですから、インパクトのある抱負を語るなら、エピソードは欠かせません。
自分の思いを込めた抱負を語る
新年の抱負を語るのは、少し恥ずかしいですよね。なので、発表するときに委縮してしまう人がいます。しかし、せっかくの抱負ですから、自信をもって話さないと意味がありません。だから、堂々と発表することを心掛けてください。
意識するのは、以下の通りです。
- 大きな声で話す
- 聴衆の目を見る
- 語尾に力を込める
- 感情を表に出して話す
口先だけの抱負だと、周りに見透かされてしまいます。そのため、本気で自分の気持ちを伝えるということが大切ですね。
以上、新年の挨拶や抱負を考える方法を紹介しました。新年のスタートを決めるためにも、一味違う抱負を語れるようにしましょう。自分のモチベーションも高くなりますから、仕事への意欲も増すと思います。