初対面で印象が悪い人っていますよね。高圧的な態度だったり、不潔感があったり、色々な要素で悪い印象を持ってしまう場合があります。そして、自分では気付いていないかもしれませんが、自分も悪い印象を持たれているかもしれません。
なので、ちょっとした言い回しで相手を不快にさせないために、話し方には注意をしましょう。好印象を与える話し方を意識しておけば、相手に嫌われてしまうことは少ないはずです。なので、覚えておくようにしてください。
ここでは、印象が悪い人が持っている話し方の特徴を紹介します。
印象が悪い話し方の特徴とは?
否定的な言葉が多い
何に対しても、否定的な言葉を多用する人がいます。否定的なことばかり話していると、相手からすると楽しくありません。自分が否定されているような感覚になるので、自然と避けられるようになってしまいます。
なので、できるだけ肯定的な言葉を使うようにしましょう。たとえば、「その服はダメだね」というよりも、「こっちの服の方が良いかもね」と言った方が角が立ちません。仕事の場面でも、「この書類はダメだね」よりも「ここを改善すれば、もっと良くなるよ」といった方が良いでしょう。
同じ意味ですが、言い方によって印象が大きく変わってしまいます。できるだけ好印象を与えるために、肯定的な言葉を使うようにしてください。
反応が薄い
相手の話に対してリアクションが少なければ、退屈していると思われてしまいます。それだと、相手は話す気が無くなってしまいますよね。なので、うなずきや相槌を入れて、話に反応するようにしてください。
そうするだけで、積極的に聞いていることを伝えられますから、かなり印象が良くなるはずです。人は自分の話を興味深く聞いてもらえると、その人に対して好感を持つ傾向があります。無表情で話を聞いているだけだと、印象が悪いですから気を付けてください。
助詞に気を遣わない
日本語は繊細な言語なので、一文字違うだけで意味が大きく変わったりします。たとえば、「料理は上手いよね」と「料理も上手いよね」では、微妙に意味合いが異なりますよね。
「は」と「も」の違いですが、「料理は」と言ってしまうと、他の要素はダメだという意味に捉えられます。しかし、「料理も」と言えば、他の要素もすべて良いという意味になります。こういった細かい点に気を遣わないと、無意識に他人を傷つけることになるかもしれません。
ですから、よく考えて発言しないといけませんね。
話の腰を折る
相手が話している途中なのに、それを遮ってしまう人がいます。人は自分の話をしている時は気分が良いですが、それを邪魔されると不快に思ってしまいます。なので、反論があったとしても、最後まで話を聞くのは基本ですよね、
相手が一通り話し終わってから、自分の話をしましょう。会話はキャッチボールですから、相手の話を聞くのは最低限のマナーです。自分の言いたいことがあっても、グッとこらえて相手の話に集中するようにしてください。
詳しくは、「あなたが人と上手く話せない理由」でも紹介しています。
相手に共感しない
人は誰でも、自分のことに最も興味があります。なので、自分を否定されると、一番傷ついてしまうわけですね。だから、相手の話を否定するのは、極力抑えるようにしましょう。何より大切なことは、相手に共感するということです。
たとえ、相手の主張に賛同できないとしても、気持ちに共感することは出来ますよね。たとえば、「寝坊して会社に遅刻した」という話を聞いたときに、遅刻したことに賛同しなくても「起きられない時ってあるよね」と共感するわけです。
そうすれば、相手も悪い気がしませんから、印象を悪くすることもありません。
以上、印象を悪くしてしまう話し方の特徴を紹介しました。自分に当てはまっているものがあったら、早急に改善できるようにしましょう。自分では気が付かないうちに、相手を不快にさせているかもしれません。コミュニケーションの基本ですから、非常に大切なことですね。