色々な人と会話をしていると、知ったかぶりをして話す人に出会うことがあります。そういった人と会話をするのは、あまり生産性があるとは言えません。特に、ビジネスの場面では大きな損失を生む可能性があるので、知ったかぶりを見抜けるようにしておきましょう。
また、自分が話すときにも、つい見栄を張って知ったかぶりをしてしまうこともあるかもしれません。それがバレてしまうと、周りの人からの信頼が落ちてしまうので注意してください。知らないことは、知らないと言える方がカッコいいですね。
ここでは、知ったかぶりを見抜くための秘訣を紹介します。
知ったかぶりを見抜く4つの秘訣
具体的に聞いてみる
相手の話を聞くときには、「具体的にどういうこと?」と詳しく聞くようにしましょう。ここで、抽象的な話や曖昧な説明しかできないならば、知ったかぶりである可能性が高いです。相手の知識レベルを確認するためにも、具体的に聞くようにしてください。
また、詳しく聞く癖を付けておくことで、思い違いを防ぐことができます。単純な伝達ミスをしてしまう人は多いですが、具体的に質問をすれば相手の話している意図を知ることができますよね。
自分の理解度を高めるためにも、質問をする習慣をつけるようにしましょう。
根拠を明確にする
他人の話を鵜呑みにするのではなくて、必ず根拠を明確にしてください。「それ、どこの情報?」「誰から聞いたの?」などと質問をすることで、信憑性の薄い情報に惑わされなくなります。
たとえば、ゴシップ雑誌の情報よりも、日経新聞の情報の方が信憑性が高いですよね。公的機関のデータや本人の体験談など、正確性の高い情報だけを信じるようにしてください。そうすれば、騙されてしまう心配は少なくなるはずです。
ちゃんとしたデータを意識して会話をすれば、論理的で分かりやすい話し方をすることができるでしょう。説得力が明らかに高くなりますから、自分の組織などを持っている人は意識をした方が良いですね。
カマをかけてみる
少し高度なテクニックですが、相手にカマをかけることも有効です。「それって、○○のことだよね?」と適当な情報を言ってみて、相手の反応を観察しましょう。相手が同意したりスルーしたりすれば、知ったかぶりである可能性が高いです。
もしも、「え?違うよ。」と言われてしまったら、「そうなんだ。勘違いしてたよ。」などと言って訂正しておきましょう。ただし、カマをかけたことがバレてしまうと、相手の心証は悪くなってしまいます。なので、あくまでも自然な形で言うことが大切ですね。
分かりやすく説明してもらう
「もっと分かりやすく説明して」と尋ねることで、相手の理解度を確かめることができます。子供でも分かるように説明してくれれば、かなり高いレベルの知識を持っているということです。また、先ほどと同じような言い方しかできないならば、知識が浅いということですね。
他人から何かを教えてもらう時などには、このテクニックを活用しましょう。中途半端な知識しかない人から教わっても意味が無いので、ちゃんと知識があるかどうかを確かめるのに有効です。
以上、知ったかぶりを見抜くための方法を紹介しました。見た目では分からないことが多いですから、しっかりと確認をするようにしましょう。このテクニックを知っていれば、変な人に騙される心配はありません。