- 会話中に話題が止まって沈黙してしまう
- 好きな男性・女性との会話が思いつかない
- 初対面で何を話したらいいか分からない
このように、話題を見つけるのが大変で、悩んでいる人は多いでしょう。
いつでも話せるように、日頃から話題を集めるのが効果的ですが、それを毎日続けるのは大変ですよね。
また、熱心にネタ集めをしたとしても、相手がその話題に食い付くかどうかは分かりません。
だから、集めたネタが無駄になってしまう場合もあるわけです。
そういったリスクを減らすためにも、色々な角度から話題を探す手段を身に付けておきましょう。
ここでは、相手に喜ばれる話題の集め方を紹介します。
目次
どんな話題を人は好むのか?
人は誰でも、他人から認められたいという感情を持っています。
- スゴいと思われたい
- カッコいい・カワイイと思われたい
- 褒められたい
こういった願望を「承認欲求」といいますが、誰でも周りから認められることを強く望んでいるわけです。
だから、自分を認めてくれた人に対しては、好印象を持ちやすくなります。
では、どのように相手を認めるのかというと、しっかりと話を聞くということです。
話を熱心に聞いてもらえれば、認められているのだと感じることができます。
相手の好きなように話をさせてあげて、それを一生懸命に聞いてください。
つまり、聞き上手になれということですね。
相手の話を聞いて共感を示すことで、承認欲求を満たすことができるわけです。
熱心に話を聞くことを意識して、相手を尊重することを忘れないで下さい。
ポイントとしては、相手の好きな話題を提供するということです。
たとえば、相手が釣り好きな人であれば、今まで釣った魚の話であったり、釣りのやり方などについて質問をしていきます。
そうすると、相手は喜んで話してくれるはずです。
自分の好きな話題ですから、当然のことでしょう。
そして、相手の話を聞きながら、「そうなんだ!」「スゴイね!」などと共感を示してください。
共感しながら話を聞くと、相手の承認欲求は満たされていきます。
こういった話し方をしていけば、自然と会話は盛り上がりますね。
相手が喜ぶ話題を提供できるように、相手の興味・関心を探るようにしてください。
聞き上手とはリアクション上手のこと
相手の話を聞く時には、しっかりとリアクションを取らないといけません。
たとえば、驚いたり、笑ったり、質問をしたり、何らかのアクションを起こすということです。
ちゃんと聞いていたとしても、無表情でノーリアクションだと、相手は聞いていないのかと思ってしまいます。
楽しく聞いていることを示すために、相手に分かるリアクションを心がけてください。
銀座のホステスなんかは、こういったリアクションが上手いですね。
お客さんの話を、本当に楽しそうに聞く技術が高いです。
相手を気持ちよくさせることを意識して、話を聞くと良いでしょう。
また、出来事よりも相手の気持ちにフォーカスすると話が弾みやすいです。
たとえば、釣りが趣味の人であれば、「釣りの魅力ってなんですか?」といった質問をするわけです。
そうすれば、深い話を聞き出すことができますよね。
そして、「達成感があることかな」といった回答が来れば、「今までにどんな達成感がありました?」と話を広げることができます。
また、「私も○○をしたときに、達成感がありましたね。」と言う風に、別の話題へ転換することも可能です。
釣りに興味が無かったとしても、気持ちにフォーカスすると共通点を見つけられるわけですね。
コミュニケーションにおいて大切なことなので、覚えておいてください。
話題が思いつかない原因について
目的意識を持っていない
会話をするときに、なんとなく話していませんか?
話し上手な人はそれでも良いのですが、口下手な人だと上手くいきません。
「どういう目的で話すのか?」を明確にしないと、何を話せばいいのか分からなくなってしまいます。
先述の通り、会話を弾ませるためには、相手の承認欲求を満たすのが効果的です。
なので、相手の好きな話題を引き出して、興味津々に聞くことが大切なんですね。
「相手の承認欲求を満たす」という目的を持って話すようにすれば、どんな話題を出すべきかが見えてくるでしょう。
意識が自分に向いている
上手に会話をするためのコツは、相手に意識を向けることです。
興味を持って相手を見ることで、色々な話題を引き出せるようになるんですね。
会話をするときに重要なのは、相手に意識を向けることです。
相手に意識が向くことで、「この人を知りたい」という好奇心が生まれ、会話の原動力となります。
なので、上手く話そうと考えるのではなく、相手に興味を持つことが大切ですね。
話すことが思いつかないのは、意識が自分に向いているからです。
- 変に思われたらどうしよう
- 失敗したらどうしよう
- 周りから嫌われたくない
こういった不安を抱えていると、相手を見ることができずに話題が無くなってしまいます。
自意識過剰になりがちな人は、もっと相手に興味を持つようにしてください。
何でも否定する
「でも」「いや」など、相手の意見に否定から入る人がいますよね。
否定するのが癖になっていると、会話がすぐに止まってしまいます。
このように、否定したら終わってしまうので、会話が全く広がりません。
仮に、自分に興味のない話題であっても、話を広げるために工夫が必要ですね。
でも、運動不足なのでヤバいなと思ってるんですよ。
何か手軽なスポーツあります?
否定して終わるのではなく、必ず何か一言加えるようにしてください。
何かしらの情報を出すことができれば、それが次の話題になったりします。
否定するだけだと、相手を拒否したような印象になりますよね。
それを防ぐためにも、一言加えるというのは大切なことです。
スムーズに会話を進めるための3つのステップ
1.話しやすい雰囲気を作る
まず、最初の段階では、雰囲気が重くなっていることがあります。
特に、初対面であれば、お互いに緊張して壁がありますよね。
なので、当たり障りのない質問をして、緊張をほぐすようにしましょう。
たとえば、天気やニュース、食事の話などですね。
こういった質問は、深く考えずに答えることができるので、会話のキッカケづくりに有効です。
なので、「暑くなってきましたね」とか「明日は雨らしいですよ」など、簡単に答えられる質問をしみてください。
2.相手を褒める
次に、距離感をグッと縮めるために、相手を褒めるようにします。
服装や髪形など、目に付いたものを褒めてみましょう。
「カッコいいカバンですね」とか「髪の色キレイですね」など、具体的に褒めるようにしてください。
褒められて嫌な気をする人はいないので、空気が温まって話やすい雰囲気になると思います。
照れなどがあると上手く褒められませんから、余計なことを考えずにフラットな気持ちで会話するのがコツですね。
3.相手の興味を探る
話しやすい雰囲気になってきたら、相手の好きなことやハマっていることなどを質問して、何に興味を持っているのかを探っていきます。
色々な話題を軽く振っていって、どこに食い付くのかを見るようにしてください。
そして、興味を示した話題があれば、そこについて質問をして深く掘り下げていきます。
どんな魚を釣るんですか?
週末は琵琶湖へよく行きます。
これが唯一の趣味って感じですね。(笑)
何年くらいやってるんですか?
こういった感じで、相手の興味・関心が分かると盛り上がる話題を見つけやすいです。
なので、しっかりと相手を観察して、興味を探るようにしましょう。
気軽に話せる話のネタ
会話のキッカケ作りのために、いくつかの話題を用意しておくのは効果的です。
特に、初対面だと何も分かりませんから、誰とでも話せる軽い話題をいくつか持っておきましょう。
「形は気にしない衣食住」と覚えてください。
か | 家族、兄弟 |
---|---|
た | 旅 |
ち | 地域(出身地) |
は | はやり(流行) |
き | 気候、天気 |
に | ニュース |
し | 趣味 |
な | 仲間(友達、知り合い) |
い | 生きる(健康) |
衣 | ファッション |
食 | 食べ物、飲み物 |
住 | 住んでいるところ |
これらの話題さえ頭に入っていれば、会話に困ることは無いはずです。
簡単な雑談をしながら相手の興味を探っていき、盛り上がる話題を見つけていきましょう。
相手の承認欲求を満たすことが大切なので、表面的な雑談だけで終わらないでくださいね。
以上、相手が喜ぶ話題作りの方法を紹介しました。
どんな話題が盛り上がるかは、相手によって異なります。
なので、相手は何に興味を持っているのかを探るようにしてください。
相手の興味が分かれば、会話を弾ませることができますよ。