一般的に、話すのが苦手な人には、以下の2つのパターンがあるとされています。
- ボキャブラリーが少ない人
- 話すのが怖い人
ボキャブラリーが少ないのであれば、言葉を覚えるだけなので比較的簡単に改善することができます。しかし、話すのが怖いという人は、自分の考え方を変えない限り、なかなか直すことが難しいでしょう。
人見知りやあがり症などの原因の多くは、「相手に嫌われるのが怖い」という感情から来ています。自分の言葉で、相手を傷つけてしまったり、怒らせてしまうかもと不安になってしまって、恐怖心から会話ができなくなってしまう状態ですね。
これを直すためには、自分の心の持ちようを変える必要があります。
嫌われる恐怖から抜け出す方法
自分は愛されているのだと思う
人が気楽に話せるのは、周りの人が味方だと分かった時です。たとえば、家族や親友の前であれば、楽しく会話できますよね。これは、相手のことを信頼していて、何を言っても嫌われたりすることは無いという関係が出来上がっているからです。
なので、知らない人と会話する際であっても、自分はこの場で愛されているのだと思うようにしましょう。周りを敵だとみなすのではなくて、味方だと思うわけです。そうすることで、気持ちを楽に会話をすることができるようになるでしょう。
相手に安心感を与える
すぐに他人と打ち解けることができる人は、相手を安心させる能力に長けています。無意識に相手との距離と縮めて安心させることで、仲良くなることができているんですね。具体的にどうするのかというと、共通項を探るということです。
人は、自分と似ている人に対して親近感を持つように出来ています。だから、自分と相手との共通項を探して、似ていることをアピールできればすぐに仲良くなることができるわけです。安心感を与えれば、相手は心を開いてくれるので仲良くなれるでしょう。
褒める
人は、評価を求めて生きています。周りから認められることで、自分の価値を認識することができるわけです。なので、相手をしっかりと褒めてあげることを、心がけるようにしてください。そうすることで、相手の満足感を高めることができますから仲良くなりやすくなります。
でも、日本人は、他人を褒めるということをあまりしません。あまり褒める文化が根付いていないんですね。でも、だからこそ相手を褒めることができれば、それだけ距離感を縮めることができるようになるでしょう。
以上のようなことを意識していれば、他人と話すときにでも簡単に打ち解けることができるはずです。嫌われるのを恐れずにコミュニケーションを図ることができるので、上手く会話することが可能なはずですよ。