人見知りの人は、自分が話すべき状況が来たときに、焦って何もできなくなることがあります。「何でも良いから喋ればいいのに。」と普通の人は思うかもしれませんが、人見知りである人はそういったことが出来ないわけです。
基本的に話すことに対して余裕がありませんから、どんどん自分の中で焦りだけが増してしまいます。焦りが強くなると、周りの状況が見えなくなってしまって、自分でも何を話しているのか分からない状態になることさえあるんです。
さらに、そんな状態から抜け出したいと思うほど、どんどん深みにハマるという悪循環に陥ってしまいます。ここまで来ると、かなりの重傷ですね。自分を客観視することが出来ませんから、改善をしたくても出来ないわけです。
しかも、こういった状態が続いてしまうと、次第に人と接することを避けるようになります。会話することを完全に諦めて、ひきこもりになってしまうような人さえいるんですね。
頑張りすぎないことが大切
精神的にストレスを溜めてしまう人の特徴として、マジメな性格であることが多いです。努力家で真面目な性格の人ほど、精神的に弱くて病んでしまう可能性が高いです。
そういった人は、他人から言われたことを真正面から受け入れてしまうので、何気ない一言に対しても必要以上に落ち込んでしまいます。また、相手の表情やしぐさなどにも、過剰に反応してしまうために、ストレスを感じる機会が多いわけです。
他にも、マジメで努力家なので、会話に対しても完璧にこなそうとしてしまいます。そして、自分の限界を超えてしまって、過剰なストレスをため込んでしまうのですね。
このように、必要以上に頑張ろうとしてしまうと、上手くいきません。なので、肩の力を抜いて、リラックスすることが大切になります。もっと気楽に考えて、コミュニケーションをしてみてください。そうすれば、意外と簡単に話せるようになるはずです。